片付けは使わないモノを手放せる
数か月後には転居しなければならない方の
引っ越しの準備を始めました。
今住んでるこのマンションが解体されるため
引っ越さなければいけない事情が出来てしまったMさん。
長く住んでた部屋には物がいっぱい。
次に住むところは今より狭いところになるので
全てもっていくことは出来ません。
どうしても
持物を処分しなければなりません。
でも、どうやってモノを減らせばいいかわからないMさん
取り敢えず
靴箱の片付からスタートです。
一見綺麗に収納されているように見えますが
全部出して見ると、
存在を忘れているモノ
使わないモノってあるんです。
自分が持っているモノを知ることが重要です。
引っ越しは使わないモノを手放すチャンスです。
現在持っているモノをすべて持って行くとなると
引っ越し費用もかさみますし、
住むところが今より狭いとなると
全てを持って行くことはできません。
持って行けないことはわかっていても
スグに捨てると決断できないモノが有ります。
荷物をまとめるまで
今回は少し時間がありますので
その間にMさんには
必要なモノだけで生活することの身軽さを
感じていただきたい限りです。
引っ越しは、生活を見直して
希望ある未来に向かって進むチャンスです。
転居する前に不要なモノを減らして
不要な出費は押さえましょう。
綺麗に収納されているようでも不要なものはある
まず、家の入口でもある玄関から片付けスタート。
靴が大好きなMさんの靴箱は、
たくさんの靴がシューズラックを使って
綺麗に整理されています。
靴のケアグッズもたくさんあります。
この靴箱に保管されているくつは
全てMさんの靴。
大好きで、
「ボロボロになっても捨てられない」
っておっしゃる靴もあります。
好きなモノってちぎれそうになってボロボロでも
愛着があるんですね。
靴たちもこれほどに愛されていたら幸せです。
その他、冠婚葬祭用の靴や、
ボーリングの時に使うマイシューズ（今はボーリングすることは殆どないそうです）
夏海に行く時にだけ使うサンダル
洋服に合わせて買った、その洋服のためだけの靴もあります。
年に数回又は1～2回しか
履く機会のない靴もあります。
使用回数は少なくても
必要な靴は残しておかなければいけません。
今回は、愛着があっても
ボロボロになった靴とはお別れするいい機会になりそうです。
大好きなモノはストックが多い
靴が大好きなだけに
ケア製品も沢山あります。
見た目には、綺麗に収納されているように見えます。
この靴箱から入れてあるものを全部出しました。
すると
シューズ収納グッズ、インソール、乾燥剤、ケアグッズがかなりあります。
ケアグッズとしては、靴クリーム（同じものが何個もある）、防水スプレー、靴ブラシ
靴クリームは出して見ると固まったり変質したりして使えないモノもありました。
好きな事、興味があることに使うモノは「どうせ使うから」という理由で
ストックを沢山持ってしまう傾向にあります。
たくさんストックを持つと、古いモノのからつかうという
「先入れ先出」の原則を守らないといけません。
そうしないと
使えないモノにしてしまうこともあります。
忘れていた折り畳み傘と傘袋が5本もありました。
傘は仕事柄（病院にお勤め）頂き物がたくさんたまってしまったそうです。
使える傘ばかりですから、使ってもらえるところを探さなくてはいけません。
使わないモノでも、手放す決心がつかないモノは取り敢えず残しておきます。
でも、最終的に新居に収納しきれないことがわかった時には
手放す決心をしなくてはいけなくなるでしょう。
引っ越しは現在の生活に必要なモノを選び出すチャンスです。
誰かと一緒に片付けると、手放す決心はつく
今は履いていないとはいえ
長年愛用してきた大好きな靴を
手放すとなると心が揺らぐようでした。
一人では中々決心がつかないことも
誰かと一緒だと手放す決心は付けやすいものです。
「 大好きな靴にはしっかり楽しませていただきましたから
感謝してお別れしたら靴は喜びますよ。」
そんな話をしながら作業を進めていると
愛着のある２足の靴を手放す決心が出来たようです。
片付けは過去に片をつけること
自分の持ち物は自分が選んで迎え入れたモノです。
だから持ち物は自分の人生でもあります。
今回は様々な事情から転居せざるとえなくなったMさんですが
これを機会に過ぎてしまった過去に片を付け
新しい人生をスタートさせる良い機会と捉えられるとよいのではないでしょうか
新しい生活を夢と希望に満ちたモノになるよう
応援したいと思います。
片付けは始まったばかりです。
明るい未来に向けて進める人生にする
身辺整理をしていきましょう。
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