人生の節目
60歳は多くの方にとって新しい人生のステージが始まる大切な節目。
この人生の節目は、身の回りのモノを整理し、心も整理する重要な時でもあります。
モノを整理し、過去との繋がりも整理して、これからを余裕と新しい挑戦にむけて意欲に満ちた人生にしていく重要な時なのです。
使わないモノを手放して使うモノ、大切なモノ、好きなモノに囲まれた生活はストレスの少ない心地よい生活を実現します。
心の余裕は、人生をより豊かにしてくれることでしょう。
家族との関係もより充実した深いものになり、まわりの方たちとも新しい繋がりが生まれ、これ迄とは違うお付き合いが始まります。
また、60歳からの片付けは、後半人生を充実したものにするための「生前整理」の意味もあります。
「生前整理」という言葉の響きは「死を迎える準備」と取る方もあるかもしれませんが、それは違います。
自分の身に何かあった時に、残された家族に迷惑をかけないために必要なことなんです。
人生後半は今までとは違う毎日になります。
年を重ねるごとに経験や知識は増えていく半面、体力的、判断力などの衰えは避けられないことろが有ります。
いつ何が起こるかわかりません。
必ずしも明日という日が来るかどうかわかりません。
気力、体力、判断力がしっかりある時に、不要なモノを処分して身軽になり、これから始まる新しいステージをより充実した人生にしていきましょう。
その時の体力、能力に見合ったことが無理なく出来るように環境を整えて、暮らしやすくすることが必要ですね。
楽しく明るい毎日が過ごせるように身の回りを片付けていきましょう。
気力・体力・判断力のあるうちにやりましょう
ではこれから
60歳からの片付けでやるべきことをお話ししますね。
まず一つ目は、本当に必用なモノ(使うモノ)だけを選びます。
不用なものを処分すると、身も心も軽くなり、時間の余裕も生まれます。
使わないモノを手放すことで、悪運を捨てることが出来開運につながるのです。
使わないモノを手放すと自分が自由に使える時間を手にすることができ趣味や旅行を楽しむことができるようになります。
2つ目は「まだ使える。」「勿体ない」の気持ちを捨てることです。
年を重ねれば重ねるほど「勿体ない」という精神がでてきます。
若い方と違って、「いつか使うことが有るかも」と考えるのではなく「本当に必用なもの」だけを残すことを意識していきましょう。
「まだ使える」「勿体ない」と思い取っておいて、使ったモノがどのくらいありますか?
自分の持ち物を確認してみましょう。
長年使用せずしまい込まれたままになっているものがあるはずです。
それらは、無くても困らなかったモノなんです。
これからも使う事は無いと考えられます。
使えるのに使わないことはモノを大事にしているとは言えないんですよ。
ものは使われて初めて価値があるものです。
使わないでしまっていることはモノを大事にしていることではないのです。
使われてないモノからすると、これほど悲しいこともないでしょう。
使わないモノは持っていないのと同じです。
まだ使えると思うモノは使いましょう。
使えるモノでも使わなのなら必要ないという事なんです。
また、別の見方をすると
家賃や税金として、私たちが払っているお金を使わないモノで占領されて、使えない場所に払っているという無駄をしていることでもあります。
3つ目は「継続すること」です。
片付けは一度出来たら終わりではありません。
人の生活はずっと同じではありません。
色々な事が日々変化していきます。
環境、生活状況の変化に合わせて、そのときどきで快適に過ごせるよう
持ち物の見直し、収納場所の見直し、家具の配置の見直しが必要です。
力が無くなり重いモノが持てなくなると収納場所の変更が必要になります。
髙いところに手が届かなくなります。
衣類も冬は軽くて暖かい服、夏は汗を良く吸い取り涼しい服
生活状態は日々変化していきます。
変化に合わせて整理収納を見直しましょう。
次は片付け作業の方法についてです。
1番最初にすること
人生の後半をどのようなお部屋で過ごしたいですか
目標がはっきりしないと片付けは進みません。
★趣味に没頭できる部屋
★邪魔されないで好きなだけ本が読める部屋
等色々あると思いますが、目標に向かって片付けていきます。
2つ目はどこを片付けますか
きっちんですか、リビングですか、クローゼットでしょうか
最初にするところは、短時間で片付けた達成感を得られるような場所を片付けましょう。
先々片付ける所の片付け作業の自信に繋がります。
3つ目は片付け作業をする場所のモノを全部出して自分の持ち物の確認をします。
自分が何を持っているか、持ち物を把握します。
同じものがいくつも得て来たり、使わないで長い期間置いたままになっているモノが見つかることでしょう
4つ目は全部出したモノの中から、使うモノ、好きなモノ、癒しを感じさせてくれるモノ、そして迷うもの等を選びます。
どうしようかと迷うモノは迷い箱を作ってその中に入れて目の前から遠ざけ別の場所に保管します。
5つ目は使うモノを使いやすく収納します。
使った後元の場所にストレスなく戻せる事が大切です。戻しにくい収納はリバウンドの原因になります。
サッととりだせて、サッとしまえること。
シンプルな収納がベストです
一人では難しいと思われます時は、プロの力を借りることもストレスなく片付ける方法です。
片付けについてはいつでもご相談ください。