講座開催後のアンケートから気付くこと

スッキリ片付けたいのは、皆さん同じ思いなんです!!

 

 いきいきプラチナ塾の片付け講座を開催し参加者の方からの感想をいただきました。

 

 

片付けてスッキリしたいと思っていらっしゃる方は多いことが良くわかります。

 

皆さん片付けに挑戦して頑張っていらっしゃる様子が感じられるのですが、なかなかうまくいかなくて悩んでいらっしゃることも良くわかりました。

 

皆様から頂いた感想を一部ご紹介いたします。

 

 

・モノが溜まって整理が追い付かず気分的に落ち込む

・古いモノに愛着があり捨てられない

・片付けに時間がかかるようになり、断捨離をしなくてはと思うが中々出来ずに困っている

・片付けに取り掛かって2年になるが、以前より散らかってしまい、モノの位置もわからなくなって探しモノばかりしている

・モノが無い時代に生まれ育ったので、捨てることには時間がかかる

・身軽、気軽になりたい

 

 

 

プラチナ世代の片付けが簡単に出来ないことして、体力的なことがあります。

 

子供の頃に「使えるモノは大切にしなさい」と教えられたものに対する考え方を、いきなり「不要なモノは手放して」と言われてもそれは中々できることではありません。

 

これも片付けが進まない原因の一つです。

 

そして、片付けにはやり方があり、自己流でやるとなかなかうまくいかないことが多いものです。

 

そんなことも合わせてプラチナ世代のお片付けについてもう一度考えてみたいと思います。

 

 

 

 

 

無理やり手放すのはよくないです。自分が納得出来たら手放しましょう

皆さんが持っているモノは、全て自分が欲しいと思って家に向かい入れたモノです。

 

 これらは全て自分の歴史であり、人生です。

 

人生を象徴するモノたちですが、すでに終わってしまっていることも沢山あります。

 

済んでしまった出来事は思い出として胸の中に納めて、思い入れの無いモノたちは、執着することなく手放しましょう。

 

 

 

片づけ作業には順番が有ります。

 

一番最初にすることは、使うモノ好きなモノを選ぶことです。

 

でもこれが結構難しい作業です。

 

使わないモノに対して不要な執着を持って手放せない方は多いです。

 

モノが無い時代を過ごした経験を持っている方はその経験が体の一部になっていますから、今更「使わないモノは手放して」と言って、無理やり捨ててしまうのは、気持ちに大きなしこりを残すというか、影を落して嫌な気持ちにさせるだけです。

 

だからから私はしたくありません。

 

 

 愛着が有るんですから、死ぬまで一緒に持っておいていいと思います。

 

でも、自分がいなくなった時に遺品の整理をしてくれる人に迷惑をかけないようにだけはしてあげなくてはいけません。

 

遺品整理にかかる費用を用意しておくくことも一案です。

 

 しかし遺品整理にかかる費用を用意しているから済むという事でもないんです。

 

処分する立場にある子供たちは、親の残したモノを見ると辛い思いに心を痛める方もあるのではないでしょうか。

 

親が若いころから生きがいとしてしてきたことや趣味を楽しんで残したモノを見た子供たちは、親の気持ちを思うとそれはそれは悲しく辛いことでしょう。

 

 

たくさんのものを残しておくと、子供には気持ちの面でも辛い思いをさせることになるのです。

 

そのことをもう一度考えていただきたいと思います。

 

使わないモノをたくさん残して死を迎える自分は痛くもかゆくもありませんが、片づける側の心は痛みで一杯になるのです。

 

 大好きな子供に辛い思いをさせないようにしてあげたいですよね。

 

こんなことも考えて自分の持ち物をどうするか考えなくてはいけません。

 

自分の思いだけで事が済まないことは沢山あります。

 

片付けは気力・体力・判断力が必要です。

片付けを始めるのは少しでも早いほうがいいです。

 

片づけ作業は使うモノを選ぶことから始めます。

 

柔軟な判断力が有る時でないと、使うモノを選ぶのも年々難しくなります。

 

この時使わないモノを選ばないことです。

 

作業をする上でも、好きなモノや使うモノを選ぶのは楽しいですが、不要なモノを選ぶというのは難しいです。

 

そして、残そうか、手放そうかと迷うモノは必ず出てきますから、迷うモノは手放さないで残しておきましょう。

 

その時使うのが「迷い箱」です。

 

迷うモノを取り敢えず全部入れておきます。

 

使わないモノなので箱に入れたら押入れでも、物置でも納められるところに置いて目の前から遠ざけます。

 

そして1年位時間が経ったら見直しましょう。

 

案外簡単に手放せるかもしれません

私も迷い箱に入れたモノを久しぶりに開けて見ました。

 

時が過ぎ、使わなくなり手放せるものを見つけました。

 

夫の趣味のモノですが、加齢とともに電車の模型作りも細かい作業が出来なくなってしまい、部品がたくさん取ってありましたが、すべて不要なものになりました。

 

勿論本人の意思の元の作業です。

 

年々生活環境や生活の事情は変わります。

 

それに合わせて使うモノが変わりますし、持ち物に対して意識がかわります。

 

そんな時が手放すチャンスです。

 

片付けは誰かと一緒にやった方が絶対上手くいく!!

プラチナ世代の片付けは少しずつやっていことが成功の秘訣です。