片付けたいと思った時は体が動かなかった。

いつ何が起こるかわからない人生!!

ある高齢の方のお話です。

80代後半の方でとてもお元気な方が、有る日階段から落ちて大けがをされ、その後息子さん家族と同居されることになりました。

 

とてもお元気な方でしたから一人で暮していらっしゃったのですが、事故の後は体が思うように動かず、不便なことが多くなってしまわれたのです。

 

人生後半になると、予期せぬ病気になったりけがをしたりで一人で生活していらっしゃった方も、施設に入居したり、子供たちと同居しなければいけなくなることが有ります。

 

 

その時が来たらどうしても自分の持ち物の大半を処分しなければいけなくなります。

 

 

同居する息子家族のためにこれまで使っていた部屋の半分以上を明け渡さなくてはならないのです。

 

片付けは体力が必要

80代後半になって自分の持ち物を片付けることは大変な作業です。

体力一つを考えても、誰かに手伝ってもらわないと持ち物の整理はできません。

 

だから、持ち物の整理は気力・体力・判断力のある元気な時にはじめていただきたいのです。

 

 また、生活環境が変わらないにしても

「一生を終わった時には、残された家族に迷惑をかけないようにしたい」と思っていらっしゃる方も多いことでしょう。

 

いずれにしても、自分の持ち物の整理をするのは大変な作業です。

 

 

多くの方のお家は、押入れの中もクローゼットもモノで一杯になっています。

 

その一杯のモノを見て

「何とかしたい」

「片付いたスッキリしたお部屋で過ごしたい。」

と思っていらっしゃるようです。

 

 

 

そんな気持ちがあっても作業は大変ですからつい

「急いでしなくても生活出来ないわけではないから今でなくてもいいわ」と重い腰が上がらないのも事実です。

 

少しずつやるのがコツ

 

1回で全部やってしまおうと思わないこと。

これが大事です。

 

 

よく 「定年を迎えるころから身辺整理を始めると良いですよ」と言われます。

 

これには理由が有るんです。

 

定年を迎えるころは、気力・体力・判断力が十分にある時なんです。

 

身辺整理をして自分の持ち物を片付けるには、能力も体力も使います。

 

それが十分にあるのがまさに定年を迎えるころです。

 

しかし、この元気な時に自分の晩年のことを考えて、その準備をしていこうと思われる方は少ないのが事実です。

 

 

年を重ねていくと、長年使ってきた体はあちこちガタが来ます。

自由に動かなくなったり、痛いところが出てきたりします。

予期せぬ事故や病気になることもあります

 

 

体調が悪くなると、自分のモノの整理はやりたくても出来なくなります。

 

 

60代に身の回りの整理が出来ているとその後の人生にとって良かったと思うことがあります。

 

 

それは、自分が施設に入ったり、子供たち家族と同居しなければいけなくなった時、困らないですぐに新しい環境で暮すことができるのです。

 

 

施設に入るにせよ、同居するにせよ自分の生活出来る場所は1部屋です。

 

そこに持ちこめるものを選ぶことは高齢になっては出来ません。

60代くらいの内に身辺整理が出来ていると生活の変化にスムーズに対応することが出来ます。

 

 

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